気持ちの良い晴天に恵まれた11月4日(火)に、3歳児ぶどう組の子どもたちにとって記念すべき“お友だちと手をつないで歩く”散歩デビューの日となりました。今まで誘導ロープを使用していましたので、「手をつないでい行くの?」「持つところはないの?」という子どもたちのつぶやきからドキドキ感が伝わってきました。
お散歩に出かける数日前には、散歩で拾った宝物を入れるための「散歩バック」をみんなで製作し、絵を描いたりシールを貼ったりと思い思いに作ったバックを肩にかけ、散歩の期待感で胸を膨らませていました。
新しい環境にも少しずつ慣れ、お友だちと手を繋いで歩くことが上手になってきた子どもたちは、園を出発すると歩道では「右側を歩こうね」、信号では「青いマークになったら歩こうね」という約束を守り、ペアのお友だちと掛け合いながら進む姿に、大きな成長を感じました。道の途中では、秋の自然や生き物を見つけると「きれいだね!」、「いっぱいあるね!」と立ち止まって観察し、季節の変化を肌で感じている様子でした。
出発から園に帰るまで自分の足でしっかり歩き、たくさんの発見や満足した表情を浮かべる子どもたち。園外活動を通して、体力をつけるとともに、友だちとの協調性や身近な自然への関心を育んでいます。今後も園外活動を取り入れ、子どもたちの好奇心を育んでいきたいと思います。